株式会社 緒方生コン
発注ご依頼・急ぎ対応希望の方は必ずお電話を TEL:0968-25-4175 電話受付:09:00 - 18:00
株式会社 緒方生コン

HUMAN POWER

SCROLL

INFORMATION

202010.19Oct

ニュースレター

寒中コンクリートについて

いつもお世話になります。秋晴れのさわやかな日が続き、読書・食欲・スポーツなど存分に楽しんでおられることとお察し申し上げます。

今回は、冬が直前ですので、寒中コンクリートの定義、発生しやすい不具合、施工上の注意等をお伝え致します。

 

 

寒中コンクリートの定義

(1)日平均気温が4℃以下になることが予想される時は、寒中コンクリートとして施工しなければならない。

(2)寒中コンクリートの施工にあたっては、コンクリートの凍結を予防し、また寒冷下においても所要の品質が得られるように、材料、配合、練り混ぜ、運搬、打込み、養生、型枠、支保工等について適切な措置をとらなければならない。

 

養生状況

 

ジェットヒーター保温

 

 

予想される不具合

(1)コンクリートの凍結(5~-2.0℃以下で凍結が始まり体積膨張率約9)により組織が破壊される。

(2)初期凍害を受けたコンクリートは、その後適切な養生を行っても強度を回復することはなく、耐久性、水密性等が著しく劣る。

(3)5℃以下に長くさらされると、凝結および硬化反応が遅延する。

(4)早期に荷重を受ける構造物では、ひび割れや変形等の問題が生じやすくなる。

 

シート養生

 

 

施工上の注意点とコンクリートの熟成

(1)使用するコンクリートはAEコンクリートとし、空気量を06.0%確保する。

(2)コンクリートの打ち込み終了後、表面が急冷されないようにシート等で覆う。

(3)適切に温度管理を行い、5N/㎟の圧縮強度が得られるまでコンクリート温度5℃以上に保ち、さらに2日間は0℃以上に保つ。

 

投光器保温

 

 

追加情報 

◎強度を得るまでの日数が算出できる(コンクリートの熟成具合)

 

 

840°DDという考え方

計算式 840°DD=『打設日から材齢28日までの平均気温(または現場の水温)+係数10』×○日

例えば、標準養生20℃の場合と現場の平均水温が5℃の場合を比較すると、

840=(2010)×○日(答え28)

840=( 510)×○日(答え56日)目標の強度を得る日数が20℃では28日、5℃では56日かかる。

Facebook Twitter LINE

お問い合わせCONTACT

のことならなんでも
お気軽お問い合わせください!

電話受付:平日9:00〜17:00

FAX:0968-25-5239

発注ご依頼・急ぎ対応希望の方は必ずお電話を