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202011.19Nov

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マスコンクリートについて

いつもお世話になります。冷気が一段と深まり冬の訪れを感じる今日このごろ、御元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。コロナの流行も第三波が来ているし、インフルエンザも話題になってきていますので、体調にはくれぐれもご自愛ください。さて今回は冬に発注が多い治山工事、砂防工事に代表される部材断面の大きいマスコンクリートについてお伝え致します。

 

 

マスコンクリート

 

◎マスコンクリートとは、部材断面が80cm以上の構造物を指す。部材が厚くなるとセメントの水和反応により水和熱が蓄積されて内部温度が上昇する。

こうした内部温度の上昇時並びに以後の冷却によって応力やひずみが発生しひび割れが生じやすい。この現象を温度ひび割れという。

マスコンクリートというと、キーワードが『温度ひび割れ』と言われていますので、部材の大きい構造物を建設する場合は温度ひび割れにご注意下さい。

 

◎温度ひび割れには二つのタイプがある。

①内部拘束ひび割れ……コンクリートの内部と表面の温度差から生じる内部拘束作用により発生す る応力により、初期の段階で発生する表面ひび割れ

②外部拘束ひび割れ……新設コンクリート全体の温度降下による収縮変形が既設コンクリートや岩盤などにより外部から拘束されて生じる引張り応力により、材齢が進んだ時点で発生するひび割れ。これは、貫通ひび割れとなる場合も多い。

 

◎抑制対策としては、施工企画の段階から下記のフロー図に示す事項を発注機関の監督員、受注者、コンクリート生産者で十分検討し施工体制を整備することが重要です。

 

 

 

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