お知らせ INFORMATION

いつもお世話になっております。皆様毎日お忙しいことと存じます。

今回のニュースレターは、先月号に引き続き暑中期間のコンクリートの取り扱いについて

施工者様の方に是非とも知っていて頂きたいことをお伝えしたいと思います。

の取組や対策を行っていることをお知らせします。ご参考になれば幸いです。

暑中期間のコンクリートの施工

◎気温が高いとセメントの水和反応が促進され硬化が進み、施工時に様々な支障をきたします。

一番典型的な不具合はコールドジョイントの発生です。

これはコンクリートを打ち重ねる時間の間隔があき、凝結の始発時間を過ぎて打ち込んだ場合に、前に打ち込んだコンクリートと一体になりきれず不連続な面が生じることを言います。

〇防止対策としては、猛暑日の場合60分で凝結が始まるので、打ち重ねる時間を60分以内になるようにラスによるCON止め等を行いスパンごとに仕上げることなど、特に美観を求められる箇所は特別な配慮が必要です。

〇生コン工場としては、発生しやすい不具合を把握しそれに対する暑中対策を講じると共に供給が途絶えたり、炎天下の中何十分も待機することがないように打設計画に応じた配車を行う必要があります。

（緒方生コンの暑中対策は前回の№4をご覧下さい）

当社は打設日の気象条件、打ち込み速度、その他の条件等を勘案した事前打ち合わせを入念に行い、皆様と共に良い構造物を建設していく取り組みを積極的に行っています。

コールドジョイントの発生状況

ラスによるCON止め準備状況