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ニュースレター
うっとうしい梅雨が明け、いよいよ夏本番です。皆様におかれましては、ますますご壮健のこととお喜び申し上げます。当地区は7月3日から日平均気温が25℃を超える暑中期に入り、当社も7月3日から9月10日まで暑中対策を施して出荷を行っています。
よく、発注者や設計者の方から、使用するコンクリート対して『暑中対策として何かやっていますか?』等の質問があると聞きます。昨年も紹介しましたが、今年も当社が取り組んでいる暑中対策の内容をお伝え致します。
日平均気温が25℃を超えることが予想される時は、暑中コンクリートとして施工を行います。
1. スランプの低下や流動性の低下による 作業性の低下
2. 硬化が早いことによる コールドジョイント(打ち継ぎ)の発生
3. 急速な乾きによる乾燥収縮ひび割れの発生や高温による温度ひび割れの発生
① 使用する混和剤のタイプを標準形から遅延形に変更し、添加量を2割増量
② 骨材ヤードにて砕石に散水
③ 生コン車のドラムに遮熱塗装または遮熱カバーの装着
❶混和剤のタイプを遅延形および増量※することで、品質低下の予防、コールドジョイントの
予防および作業性の向上
❷砕石に散水することで骨材温度が約4℃下がり、コンクリートの練上がり温度を2℃下げている
❸生コン車に遮熱塗装や遮熱カバーを施すことで、コンクリートの温度上昇を約2℃抑制している
※混和剤タイプの変更+増量による弊害で、凝結の遅延等の不具合が予想されますが、公的機関に
よる品質確認試験で不具合がないことを確認しています。
ご不明な点は技術管理部にお尋ね下さい。
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