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ニュースレター
入梅とともに梅雨空が続きますが、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
コロナ禍でまだまだ先の見通しがつきにくい状況ですので、ご自愛のほど心よりお祈り致します。さて今回は、10年ぶりに更新された平年値に伴い、同じく10年ぶりに更新した『構造体補正値』についてお伝え致します。
構造体補正値とは、「標準養生(20℃水中養生)の供試体」と「構造体コンクリート」との強度の差を補うための補正です。「標準養生」は理想的な養生なので、実際の構造体コンクリートよりも大きな強度が出るので、補正値としては、春と秋は、品質基準強度に+3N/㎟行い、夏と冬は、+6N/㎟となっています。また、セメントの種類によって補正の時期が違っていて、次のようになります。
+6の期間は寒い時期だけだと思っている方も多いのですが、寒い時期だけではなく、暑い時期も6を加えなければいけません。
また寒い時期と暑い時期では気温のとらえ方が異なっていて、寒い時期は、打設した1日目から28日目までの予想平均気温θが左表の範囲のとき。それに対し暑い時期は、「日平均気温の平年値が25℃を超える期間」と定義されています。
平年値とは連続する30年間の累計平均値で、10年ごとに改訂される。現在の平年値は1991年~2020年の資料から算出された2020年平年値で、2021年5月19日から運用が開始されています。
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